2023年6月
昨年2月にDX推進の取り組みについて公表しましたが、現在の活動内容と成果についてご報告します。
先ずは当社の主力事業であるキヤノン製品開発にて自動化技術の積極的導入、リモート開発環境の拡充、効率化事例の共有により、生産性の向上を推し進めることで利益創出・不良原価削減に貢献しました。
ソフトウェア開発を主業として行う企業として、今後どのように顧客価値を創出・提供していくかについて到達目標のイメージを検討し、「リモート時代のデジタルトランスフォーメーション ～ヴァーチャルを活用した共創へ～」と題して新潟県主催「デジタル改革実践セミナー」にて講演も行いました。
高付加価値技術者の育成に関してはトップSE・スマートSEなどの受講を通してAI等の最先端技術の獲得に努めており、ドキュメント・開発要員管理へのAI導入や、エッジAIによる画像認識処理などの検討試作を進めています。
また、社内勉強会を通じてCG技術の獲得を強化した結果、2022年度CG-ARTS検定において、合格率100％、受験者全員合格という優秀な成績を収めた企業として「文部科学大臣賞」を受賞しました。
社内事務作業のDX推進については、紙・Excel管理からシステム化・RPA化を推進し、あらゆる作業のデジタル化と統一化を継続して進めると共に、社内の業務内容やフロー・構造などを根本的に見直し再設計するビジネスプロセスエンジニアリングを積極的に進めています。
まだ道半ばではありますが、確実に当社のDX推進の成果はあらわれています。
今後も「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」ように取り組んで参ります。
キヤノンイメージングシステムズ株式会社
代表取締役社長
